当社では、お客様のご要望や、生活スタイルなどに応じて、「全館空調の家」をご提案させていただく場合があります。
全館空調の家@さいたま市見沼区
あらためて、全館空調の家の特徴を確認しますと、
- 1年中、家中どの部屋も、快適な温度に保つことが可能。
(春や秋の冷暖房が不要な時には、エアコンの電源はオフにします) - 真冬の脱衣室やトイレなど、ヒートショックが起きやすい場所も心配ありません。
- 各部屋にエアコンを設置する必要がないので、見た目にもスッキリします。
Z空調のしくみ
こんな方にオススメします。
- ご自宅にいることが多い方。
- ご高齢の方がいる方。(ヒートショックの心配がないため)
- 高齢になっても住み続けようと思っている方。
- 夏の暑さ、冬の寒さが苦手で、家中どこにいても、いつも快適な室温の中で過ごしたい方。
石山工業所は、2種類の全館空調システムを用意しています
Z空調(ぜっくうちょう)と風運時(ふううんじ)
それぞれに異なる特徴を持つので、お客様のご要望により、より適当と思われるシステムをご提案しています。
ざっと、その違いをご紹介すると、
- 全館空調に欠かせない換気システムについて、外気の影響を受けにくい、熱交換システムを採用しているのは、Z空調。風運時は熱交換無し。
- 風運時には、夏は冷気、冬は暖気を溜める蓄熱室が必要。Z空調は不要。
まとめると、
Z空調 | 風運時 | |
イニシアルコスト | やや高め | 安め |
ランニングコスト | 安め | やや高め |
小屋裏スペース | 不要 | 必要 |
これ以外にも、チェックすべき点がありますので、詳しくご要望をお聞きした上で、ご提案させていただきます。
暑い夏も、寒い冬も、どのお部屋も快適に暮らせる全館空調。
数年前までは、三菱ホームのエアロテックや、三井ホームなどが建てる 「特別な家の特別な設備」 という印象でした。
しかし、斎藤工さんを起用したZ空調のCMで、グッと身近なモノになりました。
とはいえ、誰もいないお部屋まで、いつもずっと快適な状態に保つわけですから、エアコンをつけていないよりも電気代はかかります。
また、家全体を一つの空間と見立てて空調を行うので、ご家族で快適な温度が極端に違う場合は、あまりオススメできませんし、ご家族で旅行に行くからと、一旦エアコンをオフにすると、家全体が快適な温度になるまでには、それなりの時間が必要になります。
さらに、これは個別のエアコンでも同じですが、冬場は乾燥します。
換気により、外の乾燥した空気を常に採りこみ、温度を高めるため、相対湿度が下がるのは避けられません。
あえて、部屋干しを行うなどの対策が必要となります。
以上のような、メリット・デメリットを勘案した上で、ご決断いただくことをオススメしております。