外装改修工事@岩槻区S様邸
ご近所で、大規模リフォーム工事を行っていたところ、「うちも見てもらおうかしら」とお声掛けいただきました。
メンテナンスのポイントは3点。
1点目は屋根外壁全般の点検。
2点目は、10数年前に既存のアンテナに継ぎ足した地デジアンテナの点検。
昨今、大型の台風が毎年のように来ますので、台風やアンテナが不安定な状態で飛ばされたりすると大変危険です。
3点目は、玄関ポーチの改修です。
1つづつ見ていきましょう。
まずは屋根。
瓦はずれることなくしっかり葺かれていますが、棟瓦の下に見える白い部分=漆喰がかなり古くなっているのがわかります。
この漆喰は、接着と防水の役目を果たしていて、劣化してひび割れや欠けが生じると、雨水が入り雨漏りが発生する可能性があります。
アンテナは、足元が錆び、上部が映っていませんが、継ぎ足されていてちょっと心配。
テレビは見えていますが、今回足場を組んで回収するのでこの機会に新しいアンテナに交換します。
まずは古い漆喰を撤去します。
新しい漆喰を塗りなおしました。
特に心配なのは雨漏りです。
これで10年くらいは大丈夫でしょう。
アンテナもこの通り、新品に交換したしました。
こちらは外壁の模様。
塗装が劣化し、防水機能が落ち、ところどころクラックが見られますので、外壁塗装を行います。
厚みが感じられる塗膜で覆われました。
これなら雨水をしっかり弾くでしょう。
雨戸も鏡面のようにきれいに仕上がりました。
古くなった住宅の最大の敵は、水。雨水です。
壁の中に水が浸入すると、家を腐らせ寿命を、縮めます。
屋根外壁のチェックは長く住むために欠かせないメンテナンスです。
最後は玄関ポーチ。
タイルが貼ってある側面下。
モルタルで粗く仕上げてあるのがわかります。
以前、ご主人様がご自分で塗られたそう。
ちょっと見た目が悪いということで、やり替えます。
タタキは既存のタイルの上から張り替えるカバー工法で行いますが、側面はいったん全部撤去します。
その上からタイルを貼り、ご覧のようにきれいに仕上がりました。
お客様を迎える玄関は家の顔。
大事ですよね。
S様、ありがとうございました。