アイ・エスホーム|株式会社石山工業所

建築ブログ

コーキング打ち替え&外壁塗装工事@岩槻区

Date:2022年12月27日 | Category:,

12年ほど前に当社で家を建てさせていただいたお客さまより、ご連絡をいただきました。

「バルコニーのコーキングに亀裂が入っている。メンテナンスをお願いしたい」。

現況はこんな感じ。

ビフォー

南面が空いているので、陽当たりのよいお住まいです。

陽当たりが良いということは、痛し痒しなところがあって、明るいし暖かくて気持ちいい反面、紫外線にさらされます。

コーキング材は紫外線にさらされると、可塑性(弾力や柔軟性)がなくなり、ひび割れしやすくなるのです。

ひび割れ

というわけで、コーキングの弾性が失われ、サイディングとの間に隙間ができてしまいました。

雨水が浸み込んだらそれこそ大変!というわけで打ち替えを行います。

ここで、頭を悩ませるのが場所の問題。

先の写真でご覧いただいたように、バルコニーのコーキングですから、どうしても足場を設置する必要があります。

どうせ足場を設置するなら、外壁塗装も一緒にやった方が効率がいい。

でも外壁塗装の寿命は15〜20年といわれ、まだもう少し持ちそう。

さて、どうしたものか?と検討を重ねましたが、一部チョーキングと言われる白い粉が手につく症状がみられ、防水性が落ちていることが確認されましたので、外壁塗装も行うことになりました。

コーキング処理中

コーキングの打ち替えは、このように古いコーキングを一度しっかり除去して行うのがポイントです。

アフター

作業中、手が空かず、写真が撮れませんでしたが、無事に完成しました。

せっかくの外壁塗装でしたので、やや淡いお色味に変更し、モダンな雰囲気に仕上がりました。

再度並べてみると、

ビフォーアフター

新築当時はコントラストの効いたスタイリッシュなイメージでしたが、12年の時を経て、上品で落ち着いた雰囲気に生まれ変わったと思います。

今回のように、ご自宅の変化に気付き、早めにメンテナンスの手を打たれていれば、長く暮らすことができると思います。

S様、ありがとうございました。

 

カテゴリー

アーカイブス

お問い合わせ

家づくり相談室

メールでのお問い合わせ

お電話でのお問い合わせ