コーキング打ち替え&外壁塗装工事@岩槻区
12年ほど前に当社で家を建てさせていただいたお客さまより、ご連絡をいただきました。
「バルコニーのコーキングに亀裂が入っている。メンテナンスをお願いしたい」。
現況はこんな感じ。
南面が空いているので、陽当たりのよいお住まいです。
陽当たりが良いということは、痛し痒しなところがあって、明るいし暖かくて気持ちいい反面、紫外線にさらされます。
コーキング材は紫外線にさらされると、可塑性(弾力や柔軟性)がなくなり、ひび割れしやすくなるのです。
というわけで、コーキングの弾性が失われ、サイディングとの間に隙間ができてしまいました。
雨水が浸み込んだらそれこそ大変!というわけで打ち替えを行います。
ここで、頭を悩ませるのが場所の問題。
先の写真でご覧いただいたように、バルコニーのコーキングですから、どうしても足場を設置する必要があります。
どうせ足場を設置するなら、外壁塗装も一緒にやった方が効率がいい。
でも外壁塗装の寿命は15〜20年といわれ、まだもう少し持ちそう。
さて、どうしたものか?と検討を重ねましたが、一部チョーキングと言われる白い粉が手につく症状がみられ、防水性が落ちていることが確認されましたので、外壁塗装も行うことになりました。
コーキングの打ち替えは、このように古いコーキングを一度しっかり除去して行うのがポイントです。
作業中、手が空かず、写真が撮れませんでしたが、無事に完成しました。
せっかくの外壁塗装でしたので、やや淡いお色味に変更し、モダンな雰囲気に仕上がりました。
再度並べてみると、
新築当時はコントラストの効いたスタイリッシュなイメージでしたが、12年の時を経て、上品で落ち着いた雰囲気に生まれ変わったと思います。
今回のように、ご自宅の変化に気付き、早めにメンテナンスの手を打たれていれば、長く暮らすことができると思います。
S様、ありがとうございました。