軒天補修、外壁塗装工事@さいたま市岩槻区
以前より、大変お世話になっているお客さまより、ご連絡をいただきました。
屋根がうるさいと。
どういうことかというと、軒先に穴が開いてしまい、その穴から何らかの動物が入り込んで、騒ぐことがあるとのこと。
寄ってみましょう。
結構大きい穴ですね。
この穴から頻繁に浸入するうち、巣でもつくられては大変!ということで、塞ぐことになりました。
ところが、ご覧の通り、穴の開いた軒裏は、屋根のコーナーにあるため、ハシゴをかけて作業するには危険を伴います。
となると足場をかけるしかありません。
足場をかけるなら、放置していた外壁のメンテナンスも一緒に行おう、ということで、外壁塗装も行うことになりました。
まずは、屋根の厚み部分を覆う、破風(はふ)板を補強します。
穴が開いていたのは軒天ですが、破風もかなり傷んでいたので、先に補強します。
ちなみに、新しい破風板の中央に止められている針金のついたネジは、屋根の上に設置されているアンテナのワイヤーです。
これを機に、補強しました。
破風の補修を終えた後、軒天を板で塞いでいます。
補強を終えると、塗装へ。
これで小動物が入ることもなく、美観も回復致しました。
下から見るとこんな感じ。
知っている人が見れば補修したあとがわかりますが、知らない人が見たら、まず気付かないでしょう。
補修した部分、完全に同化しています。
BEFOREの状況をもう一度確認しておきましょう。
光に当たっているせいか、セピア色がかった古ぼけた印象を受けますが、
塗り替えを終え、シャキッとコントラストの効いた外観に蘇りました。
穴の開いた軒天の補修は、緊急を要する工事でしたので、迅速に対応し塞ぐことができてよかったです。
外壁の美観を回復し、防水を強化する外壁塗装は、緊急性はありませんが、適当なタイミングで行っておくと家が長持ちする、大切な工事です。
今回は、足場を設置するのがきっかけとなりましたが、良いタイミングでメンテナンスできたと思います。