浴室改修&破風板修繕工事@さいたま市岩槻区
広かった在来工法の浴室改修と、傷みのみられた外装まわりの修繕工事のご依頼をいただきました。
まずは、既存の浴室からご紹介しましょう。
正面、上部に2つの窓、左手にはバルコニーにつながる扉、右手にも光が入る採光を目的としたはめ殺しの窓があります。
さらに、左手にはお手洗いも併設されていました。
浴室に開口部がたくさんあって、これだけ広いと冬は寒いですね。
今回の工事で、浴室は在来工法からユニットバスに切り替え、トイレと浴室を分離します。
こちらが反対側のはめ殺しの窓。
窓の向こうはドライルームがあり、しっかりと光が入るのですが、照明があればそれほど採光を確保する必要もないので、この窓も今回の工事で塞ぎます。
既存の浴槽を撤去し、浴室部分を解体しています。
手前に残っている床はトイレに通じる動線で、既存のまま使用します。
左手に見えるバルコニーへの扉も今回の工事で塞ぐのですが、
このバルコニーには給湯器がありました。
さらに、
左側が今回の工事を行っているお宅ですが、出窓の上の架台に載っているのがジェットバスの室外機です。
新たに設置する浴槽には採用しませんので、撤去します。
撤去直後の状態です。
雨に降られても、水が入らないように、養生テープで保護します。
足場を組んで、しっかり封鎖しました。
新たな給湯器は、この位置に設置します。
給湯器の設置とともに、新しい浴室では使用しない換気扇も撤去、封鎖しました。
足場を組んだこの機会に、サイディングをつなぐコーキングも打ち直します。
既存のコーキング材を剥がし、きれいにこそぎ落とした後、新しいコーキングを長持ちさせるための接着剤のようなもの=シーラーを塗布します。
きれいに仕上がりました。
さて、浴室内部に戻ります。
新規の浴室、冬でも寒くないようにするのが狙いですから、しっかりと断熱材を施工します。
組付け工事の模様は写真を撮る間がないので、いきなり完成写真になりますが、大きな浴槽やパネルを2階に持ち上げる、なかなか大変な作業をひとつひとつ順を追って進めながらようやく完成しました。
こちらが、旧浴室の入り口の外から見たところ。
奥に見える扉が浴室の扉です。
お花柄の壁が増設されました。
お手洗いが浴室から分離されました。
床が濡れることもなく、使い勝手が良くなると思います。
トイレから見た反対側の写真です。
白い部分が旧はめ殺し窓があったところの一部です。
ユニットバスとまたがる位置にありましたので、この廊下側に見えるのが一部となります。
ドライルーム側は、ご覧の通り、白い板で覆いました。
これで、トイレと一体だった浴室の分離工事、完了いたしました。
最後に、破風板の傷んだ部分を発見、足場を組んだこの機会に修理しておきます。
邪魔になる雨どいを一旦避けて、傷みの激しい部分を撤去し、
新規の材で補修して、塗り上げ、雨樋を戻しました。
以上で、全工程を完了いたしました。
今回のように足場を組むのであれば、気になる外装の傷みをついでに補修しておくのをおススメしています。
これからの世の中、モノの値段が上がる傾向がしばらく止みそうにありません。
お住まいの不満や不具合はなるべく早く、大ごとになる前に解決して、できるだけ長く快適に住めるようにケアするのが賢い選択だと思います。
結果的にその方がコストも抑えられると思います。