耐震補強&リフレッシュ工事@さいたま市岩槻区
先日、物置スペースの耐震補強工事をご紹介したお住まいの、1階LDKの耐震改修&リフレッシュ工事です。
ビフォーはこちら。
広々とした開放的なキッチンですが、かなり古くなっています。
大きな地震が来た時の耐震性能も劣るので、筋交いと耐震金具で補強します。
まずは補強する壁面の解体から。
左手の壁の向こうには建物が続いているので、最も重要な外壁と裏表になっている壁面を解体します。
白枠で囲った部分、土台と柱を耐震金具で繋ぎ、一体化しています。
縦揺れの地震の際、土台から柱が抜けると、2階の重みで倒壊の危険があります。
阪神大震災の縦揺れでは、このホールダウン金物が設置されていない家の多くが倒壊しました。
1階と2階のつなぎ目には、梁と桁と呼ばれる横架材があります。
その横架材と柱のつなぎ目にも耐震金具を設置します。
無事に耐震補強が済み、石膏ボードで閉じました。
左手の従前の壁、仕上げは塗装仕上げでしたので、正面や右の壁も塗りで仕上げます。
塗装後、石膏ボードのつなぎ目やビスの跡が目立たないように、下地処理をしています。
古いキッチンが撤去され新しいシステムキッチンが設置されました。
壁面の塗装仕上げが終わり、床はクッションフロアをカバー工法で仕上げました。
キッチン側もきれいに仕上がっています。
その後、新しい生活が始まった後の様子も撮らせていただきました。
生活感がありますが、真新しいキッチンなので、気持ちよくお使いいただけていると思います。
正面の窓、窓の向こう側にも窓枠が見えていますね。
冬の寒さを抑えるために、内窓を取り付けています。
リビングの掃き出し窓にも内窓を取り付けました。
さてこちらは玄関。
古い家の玄関は、隙間風が入るのでとても寒いですよね。
というわけで、玄関扉も交換します。
ドアを囲む3つの窓も併せて交換しました。
玄関を壊さずに交換できるので、時間的にもコストも節約できます。
但し、ドアは採寸してからつくるので、準備にはそれ相当の時間がかかります。
取っ手の上下に鍵穴があります。
新しいドアに替えるもう一つのメリットは防犯性。
古いドアは簡単に破られてしまいます。
いよいよ平和ボケしている場合ではなくなってきましたので、防犯対策もしっかりしておきます。
こちらはトイレ。
古いトイレは、男性用トイレを設けるケースが少なくありませんでした。
今から考えるとちょっと贅沢ですね。
そのお隣に、常時使用する一般的なトイレがあります。
このトイレも改修します。
左上に斜めの天井が見えますが、このスペースは階段下を利用しています。
改修後はトイレは一つになるので、元あったこの場所は、収納スペースに変更します。
男性用トイレがあった場所に、新設しました。
トイレが新しくなり、収納スペースもできる一石二鳥の工事となりました。
限られた予算で、新生活を行うための耐震補強&リフレッシュ工事、完了いたしました。
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