屋根葺き替え工事@さいたま市岩槻区
いつも大変お世話になっているお客様より、「所有している賃貸住宅が雨漏りするので見てほしい」というご連絡をいただきました。
かなり使い込まれたそのお住まい。
築年数も経過しているので、屋根を葺き替える判断をしました。
ところが屋根工事の職人さんは、大忙し。
依頼してからしばらくの間、工事に着手できません。
そこで、ビニールシートで覆い、雨漏りを防ぐ対処療法でまずは対応します。
ようやく工事が始まり、古い屋根材を撤去しました。
予想通り、野地板に防水シートがくっついてしまい、ところどころ穴があいています。
これでは厳しい。
屋根の間から水が入れば、そのまま雨漏りしてしまいます。
ということで、古い野地板に吸音断熱材=ビルボードという建材で上から覆うカバー工法で対処します。
屋根に落ちる雨の音を抑え、真夏の熱を室内に伝えにくくします。
提供メーカーダイケンによると、真夏の屋根から伝わる熱を7℃ほど下げる効果があるようです。
ビルボードの上から防水シートを下から重ねて貼ります。
下から貼ることで、万が一雨水が漏れても、下地に入り込むことがありません。
最期に屋根材を仕上げました。
手前の青いトタンは3枚前の写真に、張替え前のものが見えますが、こちらは撤去して張り替えています。
屋根の葺き替え工事、終了いたしました。
建築工事の職人さんは、高齢化が進み慢性的な人手不足に陥っています。
特に屋根工事は顕著なので、雨漏りや屋根の葺き替え工事のご依頼は、時間に余裕を持ってご相談いただきますよう、よろしくお願いいたします。