玄関上がり框リフォーム@さいたま市岩槻区
岩槻にお住まいのお客様より、ご依頼を頂きました。
『玄関に置いておいた段ボールにシロアリが潜んでいたらしく、悪さをしたようなので、ちょっと見てほしい!』
というわけで、お邪魔してみると、明らかに骨密度が下がっている場所を発見。
開けてみると、こんな状態でした。
玄関の土間と室内の廊下の間、左右に渡している横木のことを上がり框(あがりかまち)といいますが、シロアリらしきに食われ、スカスカになっているのがわかります。
これは大変!
というわけで、よくよく確認してみると、上がり框は完全にやられ、交換が必要ですが、断熱材が見える廊下の下の構造材には被害が見られませんでした。
その後、床下点検口から蟻道(シロアリの道)がないか調べましたが、それらしきモノは発見されませんでした。
ちなみに参考資料として、蟻道とはこんな感じ。
シロアリは光や乾燥を嫌うので、この中を通って行き来するんですね。
幸いこのお宅では、蟻道は見つかりませんでした。
というわけでシロアリに食われてしまった上がり框と、確認のためにカットした廊下のフローリングを交換します。
これでひとまずは安心です。
インターネット通販が日常生活に浸透するにつれ、段ボール箱や、解体された段ボールが玄関に積みあがっている、というのはどこのお宅でも見られる光景だと思います。
でもこんなことも起こりうるんですね。
いつもと違うところから頼んだ場合などは、注意された方がいいかもしれません。