LIXILさんから、感謝の盾をいただきました
もう昨年のこととなりましたが、LIXILさんから感謝の盾をいただきました。
遅ればせながら、その時の写真がようやく届きました。
少し長くなりますが、感謝の盾をいただいた経緯をご紹介させていただきます。
結論から言いますと、地震に強い家づくりを推進しようとするLIXILに共感し、二人三脚で安全な家づくりを進めた工務店に対して、LIXILさんが感謝の念を表してくれた、ということになりましょうか。
ニュースでご覧になった方も多いと思いますが、25年前の本日、阪神大震災が発生、その後の消防庁の調べによると、一般住宅のなんと25万棟が全半壊の被害を被ったと言われています。
その後、耐震性をはじめとする、住宅性能に関する議論がなされ、2000年に住宅性能表示制度が開始、初めて住宅の強度や性能の高さを客観的に評価する仕組みが整いました。
この時に、地震に対する強さ=耐震性能 も、最低の1から最高3まで、3段階で評価されるようになりました。
それから9年後の2009年、LIXILさんがSSバリューという地震に強い家を建てる仕組みをスタートさせました。
地域の工務店が、1棟1棟住宅の性能を測定するのは、手間も時間もコストも負担が大きく、住宅性能表示制度が始まっても、実際にその制度を利用する住宅は多くありませんでした。
そこでLIXILさんが、公正で安心できる設計・検査を実施し、耐震等級3に相当する家であることを裏付け、お施主様にも、設計検査内容とその結果が記載された設計検査報告書をお渡しすることにしたのです。
さらに、SSバリューで建てられた家が万が一全壊した場合は、2000万円まで建て替え費用の一部を負担してくれます。
ちなみにこの10年で倒壊した家はまだ1件もありません。
それだけ、自信があるからこれだけの保証を付けられるということなのでしょう。
当社は、7年前からこの取り組みに加わりました。
それ以降当社で建てる家は、全て耐震等級3レベルの家です。
このようにLIXILの取り組みに賛同し、地震に強い家づくりを推進した全国32の工務店が感謝の盾をいただいたというわけです。
4年前の熊本地震では、築10年に満たない耐震等級2の家が倒壊してしまいました。
その熊本地震でも、耐震等級3の家は倒壊を免れました。
政府の地震調査委員会は、今後30年のうちに首都直下地震が起こる確率は70%、と2014年に発表しました。
これから家づくりをお考えの方は、ご家族の命と財産を守るために、地震に強いかどうかという視点を忘れることなく家づくりをお進め下さい。