屋根の改修、塗装工事
どうも屋根の様子がおかしい!というご相談をいただきました。
昔ながらのトタン屋根です。
屋根の面を抑えている棒=心木(しんぎ)、それを覆うカバー=瓦棒(かわらぼう)が一部変色しています。
瓦棒をはずして内部を確認します。
心木が腐りかけています。
雨除けの瓦棒の隙間から雨水が入り込んだようです。
他には?
怪しい瓦棒を外しにかかります。
一番ひどい心木はボロボロになっていました。
一方で、水の侵入が見られず、まだまだ使えそうなものもあります。
ひとつひとつ見極め、使えるものは使い、交換するものは新しい心木に入れ替えます。
これで骨組みとなる心木は大丈夫。
瓦棒も交換し、そのあいだの葺き板もあたらしいものでカバーします。
ご覧のとおり、きれいに仕上がりました。
骨組みも交換したのでしばらくは大丈夫でしょう。
歯医者さんで虫歯の治療を終えた時のようなスッキリとした気持ちになります。
最後に、塗装で仕上げて、完成。
さしずめフッ素で、虫歯菌に負けないようにするようなものですね。
見た目もきれいに仕上がりました。
屋根・外壁は四六時中、外気にさらされ、夏も冬も家を守ってくれる大役を務めています。
室内でつかう家具を外に置くと、1か月もすればボロボロになる事からもわかるように、外気にさらされるのは想像以上に過酷です。
知らない間に傷みが始まり、家の内部に雨水が入り込むと、家の寿命を縮めます。
なんかおかしいな?と思ったらぜひ点検を、おかしいな?と思わなくても10年に1度くらいは点検をしておくと家の寿命を延ばすことができます。
外壁屋根が気になったら、アイエスホームにお声がけください。