ブロック塀、安全対策工事@さいたま市岩槻区
地元、岩槻区にお住まいのお客さまより、お問い合わせをいただきました。
「最近地震が多く、ブロック塀が倒壊しないかと心配している。近くに小学校もあるので。」
数年前、地震で小学校のブロック塀が倒壊したり、崖が崩れ落ちたりして、痛ましい事故が発生したのは記憶に新しいところ。
高さのあるブロック塀がご自宅にある場合は、さぞ心配のことと思います。
こちらが工事前の様子。
なかなかの高さがあります。
地震が来た時に根元からバタン!倒壊することを想像すると、そら怖ろしい。
向かって左側のお隣様のように、上部がアルミフェンスであれば、まず倒壊しないし、倒れても心配ありません。
今回、ここまで低くはしませんが、安全な高さまでブロック塀をカットし、上部を安全なアルミフェンスに差し替えます。
もう一つのご要望は、壁の内部に溜まった水たまりを何とかしたいというご要望。
鋭角方向に勾配がついてしまっていて、水が溜まります。
暑い季節にはボウフラが湧いて蚊が発生!嫌ですね。
ということでこちらも対策を講じます。
まずは上部5段分のブロックをカットしていきます。
カットを終え、アルミフェンスを設置するための柱を立てました。
取り付けて完成です。
工事前の写真をもう一度見直しましょう。
ど真ん中に表札とポストがありました。
今回の工事で残ったブロックは下から5段ですから、無くなっています。
ということで、入り口左側のブロックを下までカットし、表札とインターホン、ポスト一体型の門柱を新設しました。
その右手の細い柱と門扉は既存のもので、このお色味に合わせて違和感のないものを選びました。
最後は水たまり問題。
内側に水抜きを設け、
道路側に抜け道をつくりました。
これで、大丈夫。
ブロック塀の高さと水たまり問題、解決いたしました。
1.2mの高さを超えるブロック塀は、3.4mごとに控え壁という、壁面を直角に支える壁が必要になります。
他にも細かい規定がありますが、まずはこの1.2mをこえる支えのないブロック塀があったら、対策を講じてください。
1.2mの高さというと、小学校低学年の子供の身長をイメージしていただけたらわかりやすいでしょう。
「その壁が地震で倒れて、脇を子どもが歩いていたとしたら・・・」
危険を感じたら、お電話ください。