アイ・エスホーム|株式会社石山工業所

建築ブログ

ブロック塀、安全対策工事@さいたま市岩槻区

Date:2023年2月1日 | Category:,

地元、岩槻区にお住まいのお客さまより、お問い合わせをいただきました。

「最近地震が多く、ブロック塀が倒壊しないかと心配している。近くに小学校もあるので。」

数年前、地震で小学校のブロック塀が倒壊したり、崖が崩れ落ちたりして、痛ましい事故が発生したのは記憶に新しいところ。

高さのあるブロック塀がご自宅にある場合は、さぞ心配のことと思います。

こちらが工事前の様子。

ビフォー

なかなかの高さがあります。

地震が来た時に根元からバタン!倒壊することを想像すると、そら怖ろしい。

向かって左側のお隣様のように、上部がアルミフェンスであれば、まず倒壊しないし、倒れても心配ありません。

今回、ここまで低くはしませんが、安全な高さまでブロック塀をカットし、上部を安全なアルミフェンスに差し替えます。

水たまり

もう一つのご要望は、壁の内部に溜まった水たまりを何とかしたいというご要望。

鋭角方向に勾配がついてしまっていて、水が溜まります。

暑い季節にはボウフラが湧いて蚊が発生!嫌ですね。

ということでこちらも対策を講じます。

工事スタート

まずは上部5段分のブロックをカットしていきます。

柱設置

カットを終え、アルミフェンスを設置するための柱を立てました。

完成

取り付けて完成です。

工事前の写真をもう一度見直しましょう。

表札&ポスト

ど真ん中に表札とポストがありました。

今回の工事で残ったブロックは下から5段ですから、無くなっています。

表札・郵便受け新設

ということで、入り口左側のブロックを下までカットし、表札とインターホン、ポスト一体型の門柱を新設しました。

その右手の細い柱と門扉は既存のもので、このお色味に合わせて違和感のないものを選びました。

最後は水たまり問題。

水抜き

内側に水抜きを設け、

外から見たところ

道路側に抜け道をつくりました。

これで、大丈夫。

ブロック塀の高さと水たまり問題、解決いたしました。

 

1.2mの高さを超えるブロック塀は、3.4mごとに控え壁という、壁面を直角に支える壁が必要になります。

他にも細かい規定がありますが、まずはこの1.2mをこえる支えのないブロック塀があったら、対策を講じてください。

1.2mの高さというと、小学校低学年の子供の身長をイメージしていただけたらわかりやすいでしょう。

「その壁が地震で倒れて、脇を子どもが歩いていたとしたら・・・」

 

危険を感じたら、お電話ください。

カテゴリー

アーカイブス

お問い合わせ

家づくり相談室

メールでのお問い合わせ

お電話でのお問い合わせ