アイ・エスホーム|株式会社石山工業所

建築ブログ

床上張り工事@さいたま市岩槻区

Date:2022年3月17日 | Category:

お近くにお住いのお客様より、床上張り工事のご依頼をいただきました。

ビフォー

実は数年前にシロアリ被害に遭われ、専門業者による駆除を行われていました。

シロアリ被害とは別に、床が浮いてしまって気になるというお悩みを抱えていらっしゃいました。

洗面台ビフォー

洗面台の巾木にも、うっすら被害の跡が見えます。

シロアリ対策を終え、相当期間を経過し、状態が落ち着いたので、床上張り工事を行うことになりました。

リビング工事中

床を貼り換えるとなると、手間もコストも多大なものになります。

試してみたところ、床の下地となる根太にビスを固定できることがわかりましたので、上から新しい床材を設置することにしました。

洗面台ビフォー2

洗面台の床=クッションフロアもやり替えます。

ただやり替えるのではなく、万が一また、床下に異常が発生した場合には、すぐに点検できるように、

アフター

床下点検口も新設しました。

床下点検口増設

これがあれば、まずはどんな状況なのかを把握したいときに業者を呼ばなくても確認できます。

リビング床仕上げ

リビングの床は、シロアリにやられた巾木の手前までをまずは補強し、巾木の傷んだところを取り除いて仕上げます。

リビングアフター

きれいに仕上がりました。

これで浮いている嫌な感じは解消されることでしょう。

閉塞

穴の開いた巾木も閉じました。

キッチンビフォー

こちらはキッチンの床。

床下収納庫の上蓋が二つありますが、モノが置かれているので普段はあまり使わない様子。

キッチンアフター

1つあれば十分、ということで、1つは閉鎖いたしました。

住み慣れたお家も、20年、30年の時が経過すると様々なトラブルに見舞われるものです。

何をどこまでやるか?

すべてを刷新しようとすれば、驚くほどの予算と、工事期間を要する場合が少なくありません。

現在の状況と、かかる費用、どこまでの改善を希望するか、を見極めて計画することが大切です。

今回は、既存の根太が活用できたので、大工事にならずに床上張り工事ができました。

 

K様、ありがとうございました。

 

 

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