新しい家づくりの始まり 二世帯で暮らす南欧風住宅@伊奈町
2年ほど前に、当社でご紹介している南欧風住宅に興味を持っていただき、お声がけいただいたO様の家づくりが始まりました。
このブログをご覧いただいている方には、改めてご紹介するまでもないかと思いますが、その南欧風住宅の外観はこちら。
光触媒の効果で外壁の汚れが目立ちにくい欧州漆喰の塗り壁に、オレンジの洋瓦が映える外観です。
室内もリビングにパインの無垢材を使い、湿度が高い時には湿気を吸い込み、乾燥した時には吐き出す調湿機能のある漆喰壁で仕上げます。
建築予定地があるにもかかわらず、お声がけいただいてから約二年後の着工となったのには理由があります。
今回、子世帯のご家族は、ご自宅をすでに所有されていらして、そのご自宅を売却して、お父様のご自宅に二世帯住宅を建てる計画でした。
この度、良縁があり、ようやく子世帯ご家族のご自宅の売却が決まり、新居の建築が始まったというわけです。
新居の完成イメージはこちら。
コロナ禍、ご自宅を売却して一戸建てに住みたい!というご要望をお持ちの方が増えています。
そのようなご要望をお持ちの方は、注意が必要です。
ご自宅の売却が決まる前に、夢膨らむ新居の建築を進めると、計画通りにいかない危険があります。
というのも、ご自宅の売却査定価格は、これで売れたらラッキーという金額で、一般的には指値が入り、これより安くなる場合がほとんどです。
でも、ご自宅を売却されたことがない方は、そのことに気付かず、「きっと大丈夫だろう」と、家づくりを進めてしまいがちなのです。
売却先が決まるまえに、住み替え先の家づくりを先行してしまうと、計画していた売却価格より大幅に下げざるを得なかった場合、後戻りできなくなってしまうのです。
今回、家づくりをスタートさせたO様は、2年前にその危険に気づき、いったん家づくりをストップして、売却を確定させてから、新しい家づくりをスタートさせました。
ご自宅の売却価格が決まれば、ご予算が決まりますので、そのリスクはなくなります。
とても賢い選択をされたと思います。
これからご自宅のお住み替えを検討されている方は、ぜひ参考にされるとよいかと思います。
自宅を売却して、新しい家を建てようとお考えの場合は、信頼できるアドバイザーが居た方が良いです。
お心当たりの方は、お声がけください。
お役に立てると思います。