新しい家づくりの始まり 南欧風二世帯住宅@白岡市
11/16に行われた地鎮祭の模様、2週ほど遅れてのご紹介です。
今回計画している二世帯住宅は、南欧風住宅。
1世帯住宅だとこんな感じです。
赤い瓦に漆喰の塗り壁。
なんといってもかわいらしい外観が魅力です。
これが完全分離型二世帯住宅になると、こうなります。
お母様がイメージして描いてきていただいたスケッチを元に設計しました。
110坪を超える敷地に、建築面積47坪の豪邸です。
それでいて、延べ床面積は60坪少々と、完全分離型二世帯住宅と考えると、1世帯当たり30坪強ですから、標準的な広さです。
土地に余裕がありますし、「できれば平屋建てのように、1階で暮らしが完結できる家がいい。なかなかそうもいかないから、子供部屋くらいは2階にあってもいいか」ということで、1階部分の床面積が7割を超えるプランになりました。
それではいつものように、今回のお家の特長を、過去の施工事例写真を参考にご紹介しましょう。
まずはこちら。
こちらは当社の体感ハウスの写真です。
お施主様にもご覧いただきましたところ、「スキップフロアいいな!」というお話になり、親世帯・子世帯側ともに採用することになりました。
両世帯ともLDKに隣接し、大きな屋根の勾配天井を活かした吹き抜けの天井になります。
段差により視覚がずれるため別の空間となり、同じ面積でも平面の続き間より広く感じます。
中2階の下は収納スペースとしても使えて、とても便利。
何より、スキップフロアは、それだけで楽しい感じがしますよね。
子世帯のキッチンの脇には、スタディーカウンターを設置します。
ママがシンクに向かって炊事をしている視線のやや右に、その後ろ姿を優しく見守ることができるポジションです。
こちらは主寝室とウォークインクローゼット。
10帖のスペースを6:4で寝室とクローゼットで分け合い、あえて扉で仕切りません。
仕切るとどうしても圧迫感が出てしまうし、プライベート空間なので仕切る必要もありませんよね。
建具がない分、コストも抑えられます。
いよいよ工事が始まります。