新しい家づくりの始まり 長期優良住宅+耐震等級3の家@岩槻区
昨年6月に開催した、当社の見学会にいらしていただいたお客様の家づくりが始まりました。
長期優良住宅とは、長期にわたり構造や設備が良好な状態で使用できるように設計・施工された住宅です。
所管行政庁に申請して認定を受けることが必要です。
長期優良住宅に認定されると、さまざまな税制面での優遇措置を受けられるなどのメリットがあります。
一方で、認定されるためには費用も掛かるため、メリットデメリットを比較したうえでご判断をいただきます。
今回は認定される方が良い、とご判断をいただきました。
耐震性に関して、長期優良住宅に認定されるには、建築基準法をクリアするレベル=耐震等級1の1.25倍の強度を持つ耐震等級2か、1.5倍の強度=耐震等級3を取得する必要がありますが、今回はより強度の高い耐震等級3を取得しています。
耐震等級3は、警察署や消防署など、防災拠点となる建物がクリアするレベルというと、その強さをご理解いただけるかと思います。
早速、プランの特徴をご紹介をしてまいりましょう。
リビングの一部は勾配天井の形状をそのまま活かした吹き抜けにしています。
「明るく風通しのいい空間にしたい」
というご要望を受け、空間が開いている東南側からの風を入れるため、東側に人の視線を遮りつつ、風を採りこめるハイサイドサッシを設置します。
写真のような横長タイプではありませんが、キッチンとダイニングにそれぞれトップライトも設けますので、日中は曇りでも晴れているほどの明るさを感じられると思います。
シューズクロークは写真のように奥行きの深いタイプで、アウターもかけられるハンガーポールを設置します。
主寝室には屋根裏の空間を利用したロフトを設置します。
今回はバルコニーを設置しません。洗濯物干しはもっぱら、
室内干しです。
陽当たりの良い南側に大きな窓を確保して、物干し場も設けます。
ちなみに、浴室も2階、洗濯機置き場も2階ですから、洗い終わって濡れた洗濯物を階段を使って2階に持ち上げるという重労働はなく、洗濯の動線もバッチリです。
バルコニーをなくすという、思い切った判断をすると、急な雨の心配や、害虫の侵入、梅雨時、雨の日の物干しの心配から解放され、その分コストも抑えられます。
「でも、快晴の日に家にいるときはお布団を干したい!」
という方が多いです。
そんな時はこれ。
2階の腰高の窓にこの布団干しバーをつければ気持ちよく干せます。
バルコニーに干す場合、床につかないように竿をある程度高くする必要がありますが、布団干しバーなら、腰の高さまで上げれば、バーにかけられるので、こちらの方が楽かもしれません。
肩まで上げるか、腰まで上げるか。
この違い、布団を干した経験のある方なら、しんどさの違いがお判りいただけると思います。
バルコニーはありませんが、こんな感じのテラスを用意する予定があります。
広くはありませんが、ご近所様の視線を遮る塀を設置しますので、外を感じつつ、プライベートな時間を過ごせる空間になるかと思います。
9月完成予定。
竣工次第、ホームページにてご紹介したいと思います。
乞うご期待!