浴室改修&外装リフォーム工事@さいたま市岩槻区
とあるお客様からご紹介をいただき、お風呂の改修工事と屋根外壁を含む、外装全般のリフォームをご依頼いただきました。
ますは、工事前の浴室から。
かなり古くなってはいますが、使用には十分耐えられる状態でした。
ただ、古い家のお風呂は、その当時、断熱に対する意識が高くなかったせいもあり、冬はとても寒いもの。
最新のお風呂に交換します。
断熱材も古く薄いものだったため、壁面に新しい断熱材を施工しています。
工事中の写真は撮りにくいので、据え付けがいきなり完了していおりますが、土台の設置やら、浴槽の搬入やらなかなか大変な作業です。
浴室は完成しましたが、最も寒さが浸入するのはご存知の通り、まど。
窓からの冷気をシャットアウトすべく、内窓を設置しました。
既存の窓枠をそのまま使える内窓は、コストパフォーマンスの高い窓対策のひとつです。
というわけで全体完成しました。
新築の装いですね。
壁面も復旧し、清潔感のあるブルーに。
お風呂にピッタリのお色味です。
さて、続きまして外へ。
現段階では、雨水の浸入は確認されませんでしたが、メンテナンスが必要な状態です。
この状況ですと、塗装で凌ぐよりも、カバー工法で全体を覆ってしまう方が良いと判断しました。
ガルバリウム鋼板の屋根材で覆うカバー工法です。
既存の屋根をそのまま覆うカバー工法の方が、古い屋根材を撤去して新規に葺くよりも、工期もコストも抑えられます。
外壁もさることながら、ウッドフェンスの一部がボロボロになっていて、すぐにでも手を打つ必要がありそうです。
ラティスを使った門柱もまだ現役ですが、時間の問題でしょう。
黒ずんでしまって、ちょっと気になりますね。
というわけで、このように改修いたしました。
明るくて、エネルギッシュな、イエローの外壁に生まれ変わりました。
黄色には、「喜び、しあわせ、希望」などの意味があります。
1階と2階を区切る黒のボーダーライン、コントラストが効いているためはっきりと目立ち、外観を引き締めた印象に仕上げています。
門柱もシンプルな外観ながら、インターホンとポスト、それに宅配BOXまでセットになっている三協アルミのフレムスライト。
なにかと便利にお使いいただけると思います。
ウッドフェンスも、
この通り、腐食する心配のないアルミフェンスに交換しました。
細かい部分も手を入れています。
まずはバルコニー。
時間が経過すると、雨漏りが心配です。
バルコニーから雨漏りすると、家の構造部分にまで水が浸み込み、家を腐らせることがよくあります。
エアコンの室外機を架台に載せて足を浮かせ、補修しています。
ヨットなど、小型船舶の防水にも使われるFRP防水と言われる工事です。
こちらは、バルコニーの手すり。
腰高の立ち上がりのことをパラペットといい、そのカバーを笠木、その上についているのが手すりです。
手すりは問題ありませんが、どうも笠木が怪しい。
立ち上がりのフタの役目をする笠木に水が浸入すると、水気が飛ばず、パラペットを腐らせてしまうことがよくあります。
やっぱり。
パラペットの上部に水が浸入し、一部腐りかけています。
但し一部ですので大事には至っておらず、この段階で工事ができてよかったと思います。
腐食した部分を交換し、水が浸入しないように隙間やネジの頭をコーキングで埋め、万一水が浸入しても内部に入らないように万全を期します。
笠木は新設しましたが、手すりは既存のものがまだ使えたので、再度設置します。
こんな時代ですから、使えるものは使いましょう。
古い家のもう一つのお悩みは玄関。
アルミの玄関は、ほとんど断熱性がなくて、隙間風も入り、冷気がどんどん侵入します。
こちらの玄関ドアは既存のドア枠の上から、新しい枠を取り付けて、新規のドアに交換しています。
ドアを交換するとなると、昔はドア枠から壊さないと交換できず一大事でしたが、この工事なら、実質1日で終わります。
ドア内部には、4㎝厚の断熱材が組み込まれているので、冬の寒さ夏の暑さをシャットアウトします。
4㎝というと、1円玉の直径が約2㎝ですから、2枚並べた厚み。
結構な厚みがあります。
玄関内部から、ポーチまでのタイルは、中央にラインを引いて、つながりを持たせたデザインに仕上げました。
浴室交換、外装改修工事、完了いたしました。
今回は、優先順位の高い、浴室、屋根・外壁、エクステリア、玄関まわりの工事を行いました。
築年数が経過すると、何から手を付ければいいかわからない、建て替えたほうがいいのかも?と迷われることも多いかと思います。
モノの値段が上がっている昨今、住宅建材の費用も例外ではありません。
だからと言って、放っておくと、いつかツケがまわってきます。
気になることがあったら、放置せず、どうすべきか?それにはいくらかかるのか?を明確にし、可能な範囲で手を打っておくことが重要です。
不安がありましたら、当社の家づくり相談室にお電話ください。
お役に立てると思います。