玄関扉交換ほか工事@さいたま市岩槻区
いつも大変お世話になっているご近所のE様より、お声がけいただきました。
まずは玄関扉の交換です。
ビフォーはこちら。
年季の入った玄関扉ですが、問題はその手前側。
ちょうど郵便物が入るポストほどの穴が厚紙で塞がれています。
寒いからポストを紙で塞いでいるのかと思いきや、こちら実はポストではなく、ガラスを支えていた下部の枠が抜けてしまい、ガラスが数センチ落ちてしまったとのこと。
靴ベラがかかったところ、紙で塞いでいるのがわかりますよね。
ちょっと想像していただきたいのですが、外からこの紙の部分を押し込み、すぐ左のカギをカチッと回せば、難なく開錠されてしまいます。
防犯上、とてもよろしくないですね。
というわけで交換します。
これで安心。
リクシルのリシェントという玄関扉で、既存の玄関ドア枠の上に新たなドア枠を設置して玄関ドアを交換します。
開口部を壊して、新たに玄関ドアを創るとなると大ごとですが、このカバー工法なら採寸して、工場で製造し、取り付けは1日で済みます。
住宅資材の進化は目を見張るものがありますが、この玄関ドアはその代表選手だと思います。
扉にスリットが入ったことで、明るくなった上に断熱性も高まっていますので、この冬の寒さも和らぐことでしょう。
さて、玄関を上がったこちらのフローリング。
「なにやらふかふかする。」とのこと。
経年劣化で、床が浮いてきてしまっているのでしょう。
こういう場合、床を壊して、原因を追究し根本から解決する方法もあるのですが、大掛かりな工事になるのでコストも跳ね上がります。
そんな時は、既存の床を下地にがっちりと密着させたうえで、新規の床を上から貼り付けるカバー工法が便利です。
既存の床を固定するのはフロアタッカーという、ホッチキスのような機材で床を打ち付けます。
こちらが完成した写真。
フカフカする根本原因を取り除いたわけではないので、100%の改善は見込めないものの、当分の間問題なく住めればよいという場合は、こちらのほうがおすすめの対処法といえるでしょう。
最後に、使いこまれた洗面台の鏡。
こちらも新しいものに替えさせていただきました。
お住まいの不具合は、気付いたらできるだけ早く対処するようにしましょう。
どうせいつかやるなら早く直したほうがすぐに気持ちよく使えるようになるし、具合が悪いまま放っておくと、さらに悪化して取り返しがつかなくなる場合もあります。
人間の体と一緒ですね。