雨戸交換&瓦修繕工事@さいたま市岩槻区
お近くにお住いのAさまより、こんなご相談をいただきました。
「先日、見知らぬ人が訪ねてきて、『近くで工事をしているんですけれど、お宅の屋根瓦がずれているようです。無料で見て差し上げます』と。気持ち悪いから断ったんだけど、気になるから石山さん見てみて。」
国民生活センターによると、昨年度の点検商法の相談件数は約7400件と過去10年で最高を記録。
新聞等でも注意喚起されています。
A様の対応は正解です。
無料で点検するといって、勝手にビニールシートをかぶせて多額の請求をされたり、さらに悪質だと、壊れていない瓦をずらしたりする場合もあるようです。
点検商法にはくれぐれもご注意ください。
決して家に上げるようなことのないように。
というわけで、屋根の職人さんと早速お伺いすることに。
鬼瓦、棟瓦、瓦とも整然と並んでいて、ずれている箇所はありません。
しかしつなぎの漆喰がポロポロと脆くなっているのがわかります。
瓦よりも寿命の短いこのつなぎはそろそろメンテナンスをしたほうが良い頃合い。
お客さまに状況をご説明し、つなぎ部分のみやり替えることになりました。
古くなった土をかき出し、下に落ちないように専用のちりとりで回収します。
空間に新たな土でつないで完了です。
これでしばらくは安心です。
瓦は以上で終了。
その後、古くなった雨戸の交換のご依頼もいただきました。
古くて重くて、滑車がうまく回らず、日々の開閉が大変だとのこと。
実は以前に、A様邸の別の雨戸を交換したことがあり、今回この雨戸も!ということになりました。
こちらが新しい雨戸、
雨戸は交換しましたが、戸袋とレールは従来のものをそのまま使うことができました。
大ごとにならずによかったです。
A様、ありがとうございました。